何も考えずに月40万稼ぐタクシー運転手の1日|羽田と銀座のツケ待ち営業の考え方

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何も考えずに月40万稼ぐタクシー運転手の1日|羽田と銀座のツケ待ち営業の考え方

・ツケ待ちって実際どうやるの?

・どこに何時間並べばいいの?

・ターミナルってどう使い分けるの?

1日ほぼツケ待ち専門で、月平均40万円前後で安定して働いています。今回は、私が毎日の出番でやっている羽田空港と銀座のツケ待ち方法と営業の考え方を、時間帯別の動き方から具体的に解説します。

おかゆ
おかゆ

本気で稼ぎたい人向けの記事ではなく、流しが向いてない人や楽してそこそこ稼ぎたい人の参考になればと思います。

私の基本方針:時間で動く、待機時間は気にしない

最初に、私のツケ待ちの考え方を共有します。

ツケ待ちで稼ぐ人の多くは「並ぶ時間が短い場所」を狙って動きます。でも私は逆。「時間で動く」スタイルです。

22時まで → 羽田空港
22時以降 → 銀座

これだけ。並ぶ時間が30分でも2時間でも、基本この時間配分を崩しません。

おかゆ
おかゆ

並ぶ時間って実は無駄じゃないんです。ゲーム・アニメ・副業、いくらでも有効活用できます。

なぜ「何も考えない」のが正解なのか

ここがツケ待ちスタイルの本質です。羽田と銀座は「何も考えなくていい場所」なんです。

羽田は構造上、乗り場でしか客を乗せられない。銀座は法律で22時〜翌1時の間、乗り場以外で乗せることが禁止されています(これは後で詳しく書きます)。

つまり客もドライバーも自然と乗り場に集まる仕組み。だから時間になったら空港行って、時間になったら銀座行って、淡々と並ぶだけで稼げる。読みも戦略もいりません。

おかゆ
おかゆ

流し派は毎日「今日はどこ走ろう」「あの辺人多そう」と考え続けます。私は時間決めて場所行くだけ。脳みそ使わないって最高の楽です。

このシンプルなルールで稼げる3つの理由

「並ぶだけで本当に稼げるの?」と思う方もいるはず。理由を3つに整理しておきます。

22時以降の銀座は客単価がいい
22時以降の銀座は接待や役職付きの経費利用が多く、お金を気にせず高速使う客が大勢いる場所。
羽田は昼間〜夜の時間帯が安定している
深夜便もありますが、22時以降は便数が減ります。22時までに空港でしっかり乗せて、22時以降は銀座に移動するのが効率的。
移動時間も無駄にはならない
羽田から銀座への移動中も、手が上がれば客を拾えます。空港で最後の客を都心方向に運んで、そのまま銀座に向かうという流れもよくある話。

羽田空港の使い方:ターミナルを使い分ける

羽田空港は第1ターミナル(JAL国内線)・第2ターミナル(ANA国内線)・第3ターミナル(国際線)の3つに分かれていて、それぞれに専用のタクシー乗り場があります。状況に応じて使い分けるのが基本。

第1・第2ターミナル(おすすめ)
初心者ドライバーは第1・第2ターミナルを中心に使うのがおすすめ。

特別な資格不要で、待機台数も多い。需要も安定しているので、初めて空港でツケ待ちする人でも入りやすいターミナルです。
第3ターミナル(国際線・要資格)
第3ターミナル(国際線)に入るには、外国人旅客接遇研修(英語・中級以上)の修了証が必要です。これがないと入構できません。

国際線の待機所内は複数のレーンに分かれていて、外国人客や長距離客も多いため単価は高めですが、入れるドライバーが限られているので資格を持っていないと並べないのが現実。
おかゆ
おかゆ

第3に入りたいなら研修受講もアリ。ただ第1・第2でも十分稼げるので、焦って取らなくてOK。

待機中の過ごし方

空港の待機時間は1〜2時間が普通。この時間をどう使うかで、ツケ待ちが「苦行」になるか「楽な仕事」になるかが分かれます。

寝る(仮眠で体力回復)
スマホ(ゲーム・アニメ・動画)
読書・学習・副業
周りのドライバーと雑談

時間ごとに切り替えて、飽きないようにしてます。並んでる時間がそのまま自由時間なので、仕事時間のうち半分以上は「自分の時間」みたいな感覚です。

おかゆ
おかゆ

会社員時代は「就業時間中ずっと働く」のが当たり前でしたが、タクシーは違います。並んでる間は何やっても自由。

タクシーセンターのライブカメラを活用しよう

ターミナル選びに使っているのが、東京タクシーセンターが公開しているライブカメラ機能。各待機所の様子が1分ごとに更新される画像で確認できます。

タクシー乗り場待機状況(東京タクシーセンター公式)
羽田空港タクシー乗り場のご案内(東京タクシーセンター公式)

このページで「今は第1が空いてる」「第2が混んでる」と判断して動くわけです。出庫前や移動中に必ずチェックする現役必須ツール。

おかゆ
おかゆ

勘で動くと長い列に突っ込んで時間を無駄にします。タクシーセンターのサイトはブックマーク必須。

羽田空港のエリア別の単価目安

羽田空港から客を乗せた場合の単価感を、エリア別にまとめます。

エリア単価目安備考
近距離4,000〜7,000円(大田区・品川区・港区・中央区・目黒区・江東区)
中距離7,000〜9,000円(渋谷区・新宿区・千代田区など)
遠距離11,000〜13,000円(板橋区・練馬区・足立区など)

平均すると1回あたり8,000〜9,000円前後。多くのドライバーが狙う「中・遠距離」の構成比が高いので、平均単価が押し上げられます。

ちなみに、羽田に近い6区(大田・品川・港・中央・目黒・江東)は定額運賃の対象外になっています。これらの区はメーター運賃の方が安くなる距離なので、定額制度から除外されている形。

おかゆ
おかゆ

近距離を引いても私はあまり気にしません。(気にしません)早く戻って次の列に並びましょう(怒)

羽田の時間帯別待機時間

早朝(5時〜8時):約30分〜1時間
深夜便の到着客がいる一方で、車両もまだ出揃っていないため、比較的回転が早めです。
日中(10時〜16時):約2〜3時間
便数は多いものの、並ぶ車両も非常に多いため、最も忍耐が必要な時間帯。
夕方以降(17時〜21時):約1.5〜2.5時間
帰着ラッシュで需要が跳ね上がりますが、出番の後半に入った車両が続々と集まるため、列の進みは予測しにくい時間帯。
深夜(22時以降):約1〜2時間
割増料金を狙う「青タン待ち」の車両で溢れますが、電車の終電後は需要が爆発するため、一気に列が進むこともあります。
おかゆ
おかゆ

22時以降の羽田データは参考まで。私は銀座移動派なので。

銀座のツケ待ち:22時以降の主戦場

22時を回ったら、私は銀座に移動します。

銀座のメリット
・待機時間が比較的短い(30分〜1時間)
・ロング客の当たり率が高い
・飲み客中心なので面倒な指示が少ない(眠ってる客も多い)
銀座のデメリット
・泥酔客のリスクがある(嘔吐・支払いトラブル)
・終電前後は競合タクシーも多い
・深夜帯のため体力的にしんどい人もいる
おかゆ
おかゆ

遅れ便や悪天候などで羽田の流れが良ければ銀座にいかないこともあります。

銀座の客層:3回に1回が「当たり」

銀座のツケ待ちで気になるのが「どんな距離の客を引けるか」。

私の感覚で言うと、3回に1回がロング客(当たり)というイメージ。残り2回は近〜中距離が中心です。

1回目:近距離(数千円)
2回目:中距離(5,000〜8,000円)
3回目:ロング客(10,000円超え)

きっちり毎回このパターンというわけではなく、あくまで平均的な感覚です。3回並んで1回大当たりが引ければ十分くらいの気持ちで構えるのがちょうどいい。

おかゆ
おかゆ

深夜割増が効くので、ロング1発で1万5千〜2万。3回に1回これが引ければ十分。

銀座での平均待機時間

22時以降の銀座での待機時間は、約30分〜1時間程度。羽田の日中と比べると圧倒的に短いです。

短い理由は、銀座の客の回転が早いから。飲み終わった客が次々とタクシーを使うので、需要が途切れない時間帯です。

銀座は「法律で守られた」乗り場

銀座のツケ待ちが楽な理由、それは法律で乗り場以外での乗車が禁止されているから。

正式名称は「タクシー乗車禁止地区(通称:乗禁地区)」。1970年に施行されたタクシー業務適正化臨時措置法に基づいて、銀座5〜8丁目の一部エリアで以下のルールが課されています。

平日22時〜翌1時(土日祝は除外)
指定の乗り場以外での乗車は禁止
違反すると「センター違反」として処分対象

つまりこの時間帯、銀座で乗りたい客は乗り場に行くしかない。だから乗り場には自然と客が集まり、ドライバーも乗り場に並ぶしかない。需要と供給が物理的に集約される構造です。

おかゆ
おかゆ

何も考えずに並ぶだけで稼げる。この法律のおかげで「並ぶしかない場所」が出来上がってます。

違反したらどうなる?業界で一番重い罪?

ちなみに乗禁地区での違反は、タクシー業界で最重量級の一つと言っても過言ではありません。

監視は警察に加えてセンターも行っている
処分は初違反で再登録禁止40日、再違反で80日
違反履歴はタクシー経歴として残り、転職時にも影響

「警察より怖い」と業界で言われる理由がこれ。新人ドライバーが銀座を避ける理由でもあります。

違反でキャリアに傷がつくのも怖いですが、 最初の会社選びを間違えても同じくらい痛い目を見るので会社選びの落とし穴も合わせて知っておきたい方はこちらの記事でで解説しています。

新人がやりがちなミス:エリアの誤認識

新人ドライバーが銀座でやりがちな最大のミスが、乗禁エリアの境界線の誤認識です。

「ここはセーフかな」と思って手を挙げてる客を乗せたら、実は乗禁エリア内だった、というパターン。たった1分1秒でもエリア内で乗せたら違反です。

22時00分にエリア内で乗せる → 違反
22時00分にエリアを1mでも出てから乗せる → セーフ

このシビアさを甘く見ると、いきなりセンター違反でキャリアに傷がつきます。新人ドライバーは絶対にエリアの境界線を頭に叩き込んでください。

おかゆ
おかゆ

覚えてしまえばなんてことはありません。道路標識と同じようなもんです。

1日の流れ(私の場合)

参考までに、私の典型的な1日の流れを書いておきます。

出庫〜21時頃:羽田空港
タクシーセンターのサイトを見ながら、空いてるターミナルに並ぶ。1〜2時間並んで客を乗せ、また空港に戻って次の列に並ぶ、を繰り返す。
21時半〜22時:羽田から銀座へ移動
羽田で最後の客を都心方向に運べたらラッキー。そうでなければ空車のまま銀座方面へ。
22時〜終業まで:銀座でツケ待ち
30分〜1時間並んで客を乗せる。ロングが引ければ深夜割増で大きな売上に。
おかゆ
おかゆ

シンプルすぎる?でもシンプルな方が続くんです。決めたパターンを淡々とこなす方が楽。

空港から銀座への移動中の動き方

22時前後に羽田を出て銀座へ向かう移動中、流しで客を拾うこともあります。ただし積極的に流し営業するわけではないのがポイント。

手が上がれば乗せる
自分から客を探しには行かない
銀座方面に向かいながら、ついでに乗せられたらラッキー

このスタンスが、ツケ待ち派の楽さを支えてます。「流し営業の神経」を使わずに、たまたま乗せられた客の売上はオマケとして考える感じ。正直、最近はそれすら面倒なので羽田から汐留まで空車で高速で行っちゃったりしてます。

おかゆ
おかゆ

「移動中も稼ぐぞ!」と気合い入れると疲れます。手が上がったら乗せる、それだけ。期待しないから精神的に楽です。

乗り場の相性論:自分に合う場所を見つける

銀座にはいくつもの乗り場がありますが、乗り場には「相性」があると私は思っています。

これはちょっとオカルトっぽい話ですが、乗り場ごとに「自分と相性のいい場所」が必ずあるんです。

同じ乗り場でも、人によって当たり率が違う
何度かツケ待ちポイントを試して、肌に合う場所を見つける
私は8号と11号が昔から相性が良くて好き

統計的な根拠はありません。でも長くやってると、「なぜかこの乗り場だとロングが引ける」という場所が必ず出てきます。新人ドライバーは2〜3回試してみて、自分に合う場所を見つけるのがおすすめ。

おかゆ
おかゆ

銀座は8号と11号が私的には鉄板です。理由は説明できないけど、当たる時は当たる。タクシードライバーあるあるだと思ってます。

まとめ:時間で動けば、ツケ待ちでも安定して稼げる

・22時まで羽田、22時以降銀座の時間ベースで動く

・羽田はタクシーセンターのライブカメラで待機状況を確認

・第1・第2が初心者向け、第3は外国人旅客接遇研修の修了が必要

・羽田の平均単価は1回8,000〜9,000円

・銀座は法律で乗り場以外NGだから自然と客が集まる

・銀座の待機時間は約30分〜1時間、3回に1回がロング客の当たり

・乗り場には相性がある、自分に合う場所を見つけよう

・新人は乗禁エリアの誤認識に注意

ツケ待ちで稼ぐコツは「並ぶ時間を短くする」ことではなく、「決めたパターンを崩さず淡々と続ける」こと。これが私の6年間の結論です。

おかゆ
おかゆ

流し派の方が稼げるという声もありますが、神経すり減らすのは私には合いませんでした。月40万、自分のペースで働きたい人にはツケ待ちおすすめです。

「タクシー転職について」と「稼ぎ方やノウハウ」はこちらの記事でテーマ別にまとめています。

参考にしたサイト